CanCamの売り上げ部数をViViが抜いた!

http://d.hatena.ne.jp/abcbsnbc/20080616/p1

大躍進!競合のC誌に4万部の差をつける!
実売トップ誌に!

wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!

 あのねー、これは当然だよ。ファッション誌として見たときにCanCamのダサさは異常。付録ついてたからとかそういう話ではない(じわじわ追い詰めて来ていたからこそ付録プレミアムで逆転した)。あのですねぇ、そもそも、

・ViVi→オサレだけど入手困難な洋服を扱う傾向。誌面で取り上げられた洋服を手に入れるには、東京にしかない路面店に出向かなきゃならんケースが多い。モデルはハーフの子を多用しているので、親近感が沸きにくい。
CanCam→ダサいけど入手が容易い洋服を扱う傾向。誌面で取り上げられた洋服は全国的にマスで販売されているケースが多い。モデルは日本人中心で、可愛さには定評があるので、若い女の子の「憧れ」になりやすい。

 ここらへんの違いを踏まえた上で、だ。

1.もともとダサいCanCamの格好が、えびちゃんをシンボルとして全国的に流行してしまった。「ダサ×流行りすぎ」でみなが食傷気味になった。
2.ViViの看板モデルである藤井リナや長谷川潤がメディア露出を一気に増やしてそれなりに若い女の子の支持を獲得した。一方、えびちゃんは没落するが、CanCam内部で次世代有名スターがまだ知名度を獲得できていない。
3.今年のファッションのトレンドがViViに親和的。
4.毎年夏にかけてのViViは強い。

 まぁその他にも要因はあると思うけど、とにかく、流行りすぎの反動は恐ろしい、ってやつですな。少なくとも、「女性赤文字誌=CanCam」として社会論を語るのはこれから自重しましょーね。

 独断と偏見で誰かの気分を不快にさせてると思うので不快になった人はごめんなさい。とにかく、良かったねおめでとう、と記しておく。ふぅ。切ないね。