高齢者とインターネット

http://d.hatena.ne.jp/gantyan821/20080201/1201848896

http://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h17_kiso/pdf/2-7syakai.pdf

高齢者がweb を利用しないのは、「使い方がわからない」などの技術的な理由が大きいのではないかと思っていたのだが、上記のデータによれば意外や意外、「必要性を感じないから」という理由が81.3%でダントツのトップ。「使い方がわからない」などの技術的な理由は28.4%にすぎなかった。ということは、高齢者にwebの必要性を感じてもらえれば、利用率はもっと伸びるというわけか。

 この調査http://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h17_kiso/index.htmlはかなり信頼できるものみたいだ。サンプル数は800人程度で無作為抽出の面接方式。高齢者とネットといえば、鮮やかに失敗したLモードhttp://www.ntt-east.co.jp/Lmode/)をまず思い浮かべるけれども、あれは確かに「必要性」をまったく感じさせなかった。それを利用することによってどんなメリットがあるのかが見えてこなかった。おそらく、「孫とコミュニケーションが取れる」ことを訴求して、「必要性」を感じさせるのが一番の近道ではないかな、と思う。ものすごく使いやすいustream.tv(http://www.ustream.tv/)的なシステムを作る、とか。